2013年6月29日土曜日

久々のヨーロッパ旅行記 7-2

ワロン地方の最南部の「ブイヨン」は、11世紀の十字軍遠征を率いた
ブイヨン候の居城「ブイヨン城」が観光のメイン。
スモワ川の対岸にその城が見える、オーベルジュ「ラ・フェロニエール」がこの旅最後の宿となる。
オーベルジュ「ラ・フェロニエール」

町の中を少し迷ってチェックイン、すぐにブイヨン城観光へ
シェフが訪れたヨーロッパの古城の中でもかなり古い城で、中は、暗く湿っていて
登り下りが多い。
マダムは古城初体験、暗さと狭さとの中、足元の水溜りと頭をぶつけないこと、等等
かなり怖がっていた。
城の最上階(屋上)からの景色は、言うことなし、
ブイヨンの町が全部見渡せ、ホテルもすぐに見つけられた。

町を一回りしたが気を引くものも無かったので、
ホテルに戻りディナーのメニューを検討した
 
とても小さなオーベルジュなのに、バーとレストランが分かれていて
アペリティフやアミューズがかなり充実していたので、
料理も期待できそう。。。

シェフは、35€のムニュー、
胃が弱ってきたマダムは、カルトで季節のアスペルジュ20€を注文

シェフ曰く、かなり変わった料理? 
マダム曰く、ヘンテコな料理で期待はずれだったが
隣のテーブルの二人がいろいろと笑わせてくれた(ブログに書くのは、控えますが)ので、最後の夜もいい時間が過ごせた。

しかし、このオーベルジュで特筆すべきは、プティディジュネ(朝食)です
          。。。。。。。。次回に続く

2013年6月26日水曜日

久々のヨーロッパ旅行記 7-1

2012年6月22日(金)

旅も終盤を迎え、今日は、ベルギー最南端の村「トルニー」へ。
ビールが有名なベルギーの中で、唯一ワインが創られているという村に期待して

人口220人の小さな村の家は、溢れんばかりの花で飾られ
通りが華やいで見えた。
一通り村を歩いてみるが、ワインに関わるものが見つからない
村に入ってくるときに見えたワイン畑を探して村の奥へ、
小さな村なのですぐに村の外へ、しばらく走ると
360度の平原と、そのずーと奥に森がある風景
あまりの広さ、緑の色、空の青さに歓声!

初めての感覚に呆然とした後
この世に誰もいなくなったような静けさに、少し心配になる

そして、雲雀(ひばり)の声で気を取り戻し、村へ引き返した



結局ワインショップは、1件だけ、地元のワインは、展示品の1本のみ

せっかくだからと、それを買い、隣のレストランでランチとなった

入り口の小さな扉の横にメニュー、1階は、エントランスとトイレ
声をかけても返事が無いので階段を地下へ降りる。
かなり洒落たレストランが現れ、若いスタッフとキュイジーヌが迎えてくれた

ベルギーのワインには、出会えなかったけれど、美味しいランチには満足の二人だった。
車の運転があるので、せっかくのレストランだったが、アルコールは、無し。
軽く魚料理とステーキを頂き、今回の旅の最後の宿泊地「ブイヨン」へと向かう。




2013年6月15日土曜日

ティラミス

本日、オーダーのティラミス(12)こちらは、低糖質、低カロリーではありません

ご予約頂ければ、低糖質、低カロリーでご用意いたします
(材料とデザインが少し変わります)

2013年6月11日火曜日

久々のヨーロッパ旅行記 6-3



ホテルの前のテラス、大きな木の緑が
建物の明るいグレーの色によく映え、穏やかな印象です

とうとうやってきました憧れの「デュルビュイ」(世界で一番小さな村)
人口500人の村ですが世界中から観光客が訪れる、
ベルギーで最も有名な田舎。村はホテル、レストラン、カフェ、
洒落たブティックが並び、大人も子供もはしゃいでいる感じです

夕立が窓辺の木々を洗ってくれたようで、
そうだったベルギーは、雨の多い所だったのを忘れてるくらい
お天気に恵まれたことに感謝!

数あるオーベルジュの中から選んだのは、「クロ・デ・レコレ」
ホームページのイメージだけで決めたわけですが
     (サント・ノーレのHPも頑張らねば、、、、、、、)
それが大正解で、若いオーナーシェフの創るお料理も繊細で
モダンでシャンパンがすすみました。

ちなみにディナーの内容は、アミューズ3種、オードブル、メイン、デザート
マダムのメインは、サーモンのミーキュイ
シェフのメインは、アニョーのソテー
全ての盛り付けがデザイン的で、味も良し。
インテリアも、かなり古い建物の梁を見せ、その荒い感じを
テーブルクロス、椅子のカバーリングが優しく緩和して、
心地よい空気を感じた、大満足の時間でした


2012年6月22日(金)
小さくて静かな村の朝、(6:30ころ)観光客も住人の姿も無く
ホテルのお向かいのジャム屋さんの商品搬入を2階の部屋から眺め、
(実は、このジャム屋さんがTVでよく見る、有名なお店だと、近頃気がつきました)

朝の村を一通り散歩して
ホテルのオーナーシェフの2人の子供たちと同じダイニングで朝食を済ませ
9時ごろ 世界で一番小さな村を後にした。

久々のヨーロッパ旅行記 6-2

「ナミュール」から「クリュペ」へそして「セル」へムーズ川沿いに車を走らせる。
道路と川が同じくらいの高さで位置しているベルギーの景色は、
日本には無い感じで川面をすべり移動しているような感覚があった
実際、川に浮かぶ小さな船と同じ目線には、驚きだった。

次に訪れたのは、「セル」という小さな村、

小奇麗なパティスリーでエクレアとりんごのパイとスペキュローズを買い、
村を散策、エクレアとパイを食べ終わるころには、村を一周してしまった。

こんな小さな村にも立派な教会・聖アドラン教会が村の中心に立っていた。


少し戻り、「ディナン」の町へ、
ディナンは、シタデル(城砦)と楽器サックスの生みの親アドルフ・サックスの
出身地で有名な町だムーズ川にかかる橋の手すりは、
巨大なサックスの形をしている。
観光客も多く賑やかなお昼時だった

私たちは、ブリュッセルのリベンジでフリッツ(フライドポテト)をムーズ川を見ながら
「これこれ!フリッツ、やっぱベルギーに来たら、一度は、食べないとね」
ベルギーのフリッツは、2度揚げをするので外はカリカリ、中はホックリ。
マヨネーズや、ピリピリ系のソース「サムライ」が人気、
私たちは、ケチャップとマヨネーズのカクテルソースをチョイス!


もう一つのディナン名物は、「クック・ド・ディナン」
硬いとは、聞いていたが、ここまで硬いとは、
クッキーですよ! 食べることすら割ることもできない硬さ
サント・ノーレに飾っていますので、興味のある方は、声を掛けてください
硬くて食べられないので、ディスプレイとして置いてます、
日持ちは、しそうです????

そして、今夜の宿泊地・世界で一番小さな村「デュルビユイ」へ、



久々のヨーロッパ旅行記 6

久々のヨーロッパ旅行記、再開です
一年近くほったらかしで申し訳ありません

2012年6月6月18日(月)から20日(水)は、ブログを少しだけ戻って、
ご覧頂ければ幸いです

2012年6月21日(木)
シャトーホテルの朝は、深い霧に静に包まれていた。
ムーズ川とサンブル川の合流点にあるナミュールは、この霧が名物のようです。
ドラマティックな朝もやの中をしばらく散歩し朝食。
ナミュール市街のインフォメーションで
「クリュペ」(ワロンの最も美しい村々に登録)へ向かうための地図を買って町を出る

シェフの後ろは、かつてのクリュペ村領主の湖に浮かぶ城

「クリュペ」は、ナミュールから南へ、約1時間、
石造りの家が肩を寄せ合う、森に囲まれた可愛い村。
店等も見当たらない、静かな村にホッと一息。
メインストリートの脇で2頭の馬がゆっくりと草を食んでいたのが
この村の象徴のようだった。