2012年7月28日土曜日

久々のヨーロッパ旅行記 3

6月19日(火) pm
ボン・マルシェでランチの後、食料品売り場で
ジャム、紅茶、お菓子を買い
レ・アル地区の製菓器具の店へ向かう

今のレ・アル地区は、私たちが何度も行っていた
現代的でお洒落な街ではなく、
ガイドブックでも治安の悪い地区と言われているが、
メトロの駅から広範囲に再開発の工事が始まっていた。
数年後、新しく再生するのを楽しみにすることにしよう
2003年1月撮影(シェフと娘)
レ・アルの象徴、「大きな顔」と呼んでいた像は、残されるのか?

製菓器具店、デュイルラン、モラの大きな袋を抱え
一旦モンマルトルのメゾンに戻る。

夕食までは、少し時間がある!
モンマルトルを散策しよう
有名な、ムーラン・ド・ラ・ギャレットを過ぎ
上り坂を歩けば、あっという間にサクレクール寺院に到着
地図も持たず、いい加減に歩いたら着いちゃった!
寺前の階段がこんなに小さいとは、私の記憶違い?
大人になって卒業した学び舎を訪ねた感じに似ていた。

待望のタイユバン(ミシュラン★★星レストラン)へ
我が家の3人とマダムの母上、妹の5人で出かけたのは、
もう10年以上も前のこと(当時は★★★だった)
素晴らしいサービスとお味が忘れられない。
星が2つになったとはいえ、
「パリの老舗に行こう!」シェフとマダムの意見が一致

ホールの中ほどの席に案内された。(ほぼ満席)
アペリティフを頂きながらメニューを検討する
(ここは、日本語のメニューが用意されている。)
「味覚の発見」と名付られた、
一皿の量が少なめの料理が8品楽しめるというコース
(日本の会席を意識した構成、出し方)

1、ビロードの様なオマール
2、ハーブのラビオリ
3、ルージェバーベットのタプナード
4、フレッシュホアグラのソテー
5、仔牛のロティ、初夏の野菜添え
6、フロマージュ
7、フランボアのデセール
8、ショコラのミルフィーユ

ピュイフッセ1本、赤は、グラスで頂きました
食後酒としてタイユバン・オリジナルのコニャックを
ご馳走になりました

4年前に星を一つ落としましたが、
満席の客席、新旧融合の料理、
3時間半の心地よいもてなし、
私たちには、思い出も含め、三ツ星の価値ある
お気に入りのレストランです。