2013年12月31日火曜日

謹賀新年

12月31日 曇りの大晦日
サント・ノーレは5時まで営業しています

ここ数年、お正月用のケーキのご予約が増えています
イチゴと生クリームの小さいのから大きいサイズまで
数日、日持ちのするロールケーキも多いですね
焼き菓子系も人気です

私たちもまとまったお休みは、お正月くらいなので
何やら、大掃除の気合もわくわくムードになったり
お客様との会話もいつもより長くなったり(忙しいのにスミマセン)

一年が、無事に終われる事、心配や苦労もあったけど
お正月が家族そろって迎えられることが、
幸せなことだと、ありがたく思っています

来年がどんな一年になるか、不安でもあり、楽しみでもありです
毎日を手間隙かけて丁寧に過ごして生きたいと思う、
今日この頃。

皆様が笑顔で過ごせますようお祈りいたしております
良いお年をお迎えくださいませ

1月6日(月)よりいつものように営業致します

2013年12月3日火曜日

スペキュローズ

      サント・ノーレのスペキュローズ(シナモン、クローブ、ジンジャー)

「スペキュローズを」ご存知ですか。
ヨーロッパ・フランダース地方(ベルギー西部、オランダ南部、フランス北部)
のスパイス風味のクッキーのこと。
シナモン、クローブ、ナツメグなど数種類のスパイスと、甜菜糖(てんさいとう)
のコク、さくさくした素朴な口当たり。コーヒーにとてもよく会います。
ベルギーでは、菓子店ごとに、スパイスの配合や、木型の模様が異なり、
オリジナルの味を楽しむことができます
今は、通年店頭に並んでいますが、元は、12月6日「聖ニコラの日」に食べました

この味がパリのお菓子屋さんでプチ流行中。
 
以上は、11月30日 朝日新聞 
北村美香さんの記事より抜粋させて頂きました

この記事を読み20年以上も前のベルギーが懐かしく思出されました。
サン・ニコラは、
12月6日 黒人の召使を従え、ロバに乗ってやってきます
子供たちは、ロバのえさ(人参等)をクリスマスツリーの足元に用意して眠ります。
次の日の朝、人参の代わりにプレゼントが置いてある
あれ! それサンタじゃないの? といいたいところですが
クリスマスには、ちゃんとサンタクローズもやってきます。
ベルギーでは、12月子供たちは、2回もプレゼントをもらえるわけです。
町のお菓子やさんでは、サンニコラを模ったひとくち大から
7-80㎝もある大きなスペキュローズがウィンドウを飾ります

昨年私たちは、このサンニコラの型を探しにベルギーへ行きましたが、
残念ながらお店すら見つけられませんでした
早いうちに、皆様に紹介できるよう、もう一度探してみようと思っています

今、サント・ノーレでは、クリスマスクッキーに加え、スペキュローズも
皆様に知っていただきたく、お待ちいたしております。
ヨーロッパ、フランドル地方の伝統菓子に出会って、頂ければ幸いです

                  サント・ノーレ オーナシェフ 島田 英明