久々のヨーロッパ旅行記 5
6月19日(火) pm
道を間違ったり、目指す器具やがなくなっていたり、
店休日だったりの散々なブリュッセル!
パリからの長距離の運転もあり、
かなり疲れた感と時間が押していたので
グランプラスは諦め、今夜の宿泊地ナミュールに
向かうことにした。
高速をナミュール方面に向かう途中
「オイラート」の表示板が、目に飛び込んできた
20年以上も目に1年間シェフが住んでいた村の「オイラート」
よし!途中下車だ、というわけで懐かしい村へ
訪ねるのは、13年ぶりくらいか、
グローネンダールの駅舎は、廃墟になっていた
新しい場所に移ったようだ。
村の中心は、新しい建物が増え、
とても明るく活気があるように感じた。
働いていた「レストラン・ロメイエ」(ミシュラン三ツ星)
は、別の人の名前が表示されていて
月日の移り変わりを実感した。
村を一周して懐かしさに浸りつつ
高速に戻りナミュールへ、
ブリュッセル市内を出たときの疲れは、
いつに間にか消えていた。
ナミュールは、ベルギーのワロン地方の首府として
中心的な役割を担っている街だ。
5時に今夜のホテル
「シャトー・ド・ナミュール」に到着
シャトーと名が付いているだけあって、
巨大な岩盤のシタデル(古い城塞)の一番上の奥にあり、
いろんな種類の花が配された噴水付きの池をもつ
ホテルだった。
荷物を整理した後、ナミュールの旧市街へ出かけた
学生の町ということもあり若者がいっぱいの街を散策した
さて、今夜のメニューは、
アミューズがサーモンの「サシミ」
(こんな田舎でもサシミという日本語が
そのまま使われているのに驚く!)
オマールのバプール・白アスパラガス添え
ソースにバニラビーンズが入っていた
メインは、ホロホロ鳥に甘めのソース
いちじくと薄切りポテトのフリッツ添え
デザートは、やっぱりフイルージュづくし
ワインは、アルザスのピノグリ
全体に少し変わった感じの料理だったが
味は、満足のディナーだった。